oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

天体観測 第8話「迷路」

タケシ周辺の黒い雲、恭一の父親の出現、サトブーの家庭、ゆりの妊娠、友也・・・は特にないか。
いろんな問題が不安定にグラグラとしてまいりました。
なんとも後味の悪い回ですねえ。
あのー、えーと、タケシはそのーインサイダー取引に利用されたと、そういう事でしょうか?
と言いつつよく分からないので、「インサイダー取引」って何ぞや?と調べてみました。


インサイダー取引(いんさいだーとりひき)
証券市場の取引において、未公開の重要な内部情報を知りうる立場を利用して行う該株式の不公正取引。
企業の機密情報に直接に接しうる者や、その機会が多い企業役員(取締役、監査役)は立場を利用して容易に利益を獲得することが可能であり、そのことからこれら企業の重要情報を知りえない一般投資家は、十分に損害を被ることが考えられる。公開企業の重要情報はすべてに対して公平であるべきであり、情報を知りうる者のみが利益をあげることは、不公平で一種の詐欺的行為ともいうべきものである。

うん、これかな?松原が企業のトップ辺りから株の情報を貰い、
それを「お客様とのつきあい」と称して、タケシに株を買わせていたということなんですね?
まあシステムソフトの納品は企業とつながりを持つ口実でどうでも良かったと。
でプログラムが作れて、金が必要で、自分を信じ込ませる事ができるタケシを利用したと。
つまりタケシが甘ちゃんだったと。(オイ!)
切羽詰まった最初の出会い系はともかく、
借金が返済出来たところで、再び松原と関わった事が失敗だったんですねえ。


サトブーのプチ家出問題ですが、当時はムキー!!なんてヤツだあの旦那!離婚だ離婚!!と思ってたんですけど、
よく考えてみればお互い不信が募って愛情も冷めて来て、腹を立ててるんですよ。
「愛してないのか!」とか「もっと心配してあげてくれ!」と
配偶者の友人達が入れ替わり責めて来るとねえ。
「じゃアンタ達がお好きにお探しください。」とイヤミの一つも言いたくなる気持ちがわかります。
そこに至るまでには夫婦しか分からない微妙なスレ違いや不満の蓄積があるはずで、
現に最初の頃は、この旦那もサトブーの事を「好きで選んだ仕事だからいいさ」って労ってるんですよ。
年を取って私が意地悪くなったのか。
依存し合っているように感じ、彼らの友情にちょっと違和感を覚えました。
これからドンドン気の重くなる展開になりますが、ツッコミはドンドンと加速しそうです。