ただ新幹線に乗ると言うだけでこの騒ぎ
久し振りに大阪へ行ったワケなんですが、
と、いうか久し振りに新幹線に乗ったワケなんですよ。
早めにチケットをゲットしておいたおかげでUターン真っ只中にも関わらず、
ほぼゆっくり座って往復できました。
“ほぼ”というのは岩国からこだまに乗って広島までの20分間は自由席、
その後大阪までは指定席という変速ワザであったからであります。
しかしいくらUターンピークといえども朝一番の各駅新幹線は空いておりました。
広島まで一駅ですが、横に座る人もなくゆったりと座っておりましたら、
「指定席券をお持ちですか?」と車掌さんに聞かれました。
私の乗り込んだ車両は指定席だったんですねえ。
こだまに指定席があるなんて知りませんでした!(忘れてただけなんですが)
「どもどもスミマセン」とすごすごと通路に移動いたしました。
広島からは堂々と指定席に座ることが出来たんですが、
実は一緒に行くはずだった実家の母が急に近所で葬儀でいけなくなり、
事前に買ってあったチケットは当日払い戻しも出来ず、私の隣の席は空いたまま。
仕方なく往復2万円の空席にワタクシのカバンと洋服の青山の収納袋をおくことになったのであります。
なんて贅沢なカバン達!(泣)
帰路、今度は最初からのんびりと座り広島まで1時間20分。
はてなの更新をしたり主任やキバコさんからたびたび送られてくるメールに
トンネルで中断しながら返信を打って過ごしたのであります。
広島で降りて乗り換え。
乗り継ぎの新幹線を調べておかなかった私は、
取りあえずやって来た博多小倉方面の新幹線に乗り込みました。
発車ベルのなる中、通路にいた販売員のお姉さんに「各駅ですか?」と尋ねたのであります。
「いいえ。」という返事を最後まで聞かず、瞬間的に通路にいたお姉さんを押しのけて(ゴメンナサイ)、
素晴らしい跳躍で新幹線の中からホームへ飛び降り、
間一髪で博多まで遠出する危険を回避出来たのであります。
次に来る便を並んで待っていた人達と顔を合わせるのがなんとなく恥ずかしいワタクシは、
その場から遠く離れた場所で寒風に身を任せ、次の新幹線がやってくるのを待ったのであります。