oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

東京記20120503-1

東京へ上京する際の最大の問題は、新幹線の移動時間。
他人様より20cm短く、4割ぐらい狭いワタクシの腸が、長時間の座位に耐えられないため、
運動を兼ねてトイレ休憩に何度となく立ち上がる迷惑な乗客ゆえの悩みでございます。
しかしさすがに上京4度目となるとベストなポジションが掴めてまいりました。
そ・れ・は!「出入り口付近、前が壁の窓際」であります!
トイレに最短距離の席で、他の座席より前スペースが広く、各座席に電源が装備(通常は窓際のみ)!
体育座りしたり、電池量を気にせずケータイでツイッターを楽しんだり、
なにより一番地味な席のため、何度立ち上がっても目立たず、
野に咲く花のようにそっと生きてきたワタクシの心理的負担を軽減してくれるゴールドシート。
しかし、ここで注意すべきは、全ての連結にトイレが設置されているとは限らないということであります。
早速「失礼」と言いつつスマートに立ち上がって車両を出たワタクシは、そこにトイレが無い事に愕然。
仕方なく次車両を一番後ろから通り抜けて次の連結へ。
帰り道、退屈した生気の無い大勢の乗客の視線を受けつつ、
花道を何度も通り抜けなければならなかったのであります。


一番最初の上京時に鼻で笑った一年ぶりの「品川駅」。
普段なら長旅を終えホッと安堵する瞬間でありますが、
今回はだんだんと緊張感が増してくるのを感じずにはいられませんでした。
それは山手線を乗り継いだ先に、すいっちさんが待ってらっしゃるからでありました。