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「小次郎つばめ返し」

[感想]オダギリジョーのWINNER'S BOOTH vol.1-1

ひょっとして録りっぱなしNo.1番組かもしれません。
これもトラベラーズTVでオダギリ氏が全てを演出し、自ら出演した番組です。
司会進行はオダギリ氏、そして数少ない親友の1人であろうと思われる山田ヒロシ君。
山田君は養成所時代からのつきあいでクウガが終わってから初めて開いたトークショー「舌」でも
サンチュ君とともに参加しておりました。
相当オダギリ氏と気が合うらしく、「オダギリ氏の親友+同居していた」という
非常に貴重な体験をされた人です。
オダギリ氏の素を唯一出させる男・・・・・・
というか山田君と一緒の時はほとんどオダギリ氏、素のように見えます。


セットは暗いスタジオにソファーが置いてあるだけという非常にシンプルな作り。
毎回「広尾商店街」の店主を1人ずつゲストとして招き、
その人の歩んできた人生を振り返りながら若者へなんらかのメッセージを貰おうというものです。
全くのシロウトを呼んでトークさせるという、今の「ドシロウト」のはしりですか。
当時は大変面白い発想だと思います。
暗闇の中、左上からカメラがゆっくりと降りてきてオダギリ氏を映し出しました。
目線をあらぬ方向に向けたまま
「WINNER'S BOOTHの時間がやってまいりました。子だくさん オダギリです。」
・・・・・ワケがわかんないです!!!!!
今度は右上から降りてきたカメラが山田君を映し出しました。
やはり視線をよそへ向けている山田くんの第一声は「山田です。」
真っ赤なソファーに座ったオダギリ氏は黒いハンチング、黒いジャケットのなかに
真っ赤なシャツを着た「天体の武風味」。
一方山田君はバーテンダーの格好。白いシャツと座っている白いソファーは明らかに狙った演出。
色の対比が面白いです。
こりゃ音楽、セット、衣装、ポーズにいたるまで全て演出家の意向が強く反映されてそうです。
「本日のお客様は広尾商店街振興組合・・・・・・・・」
さっきの姿勢のまましゃべっているオダギリ氏の隣から山田君が突然ヌーと手を伸ばし、
オダギリ氏のホッペをつねってます。


・・・・・スミマセン、ワケが分からない!!!!!(バイ局長)


アドリブなんでしょうか、ちょっとオドロキ、笑いをこらえているようなオダギリ氏は
ホッペをつねられたまま、何事も無かったかのように話を続けています。
この突拍子の無さがオダギリ氏の心をグッと掴んでいるんでしょうか。



ゲストのクリーニング店店主の方と3人でまず乾杯!
ビールを一気のみしている両司会者ですが、
ビール?あれは本当にビールか??泡も立ってないし色も若干濃いような・・・。
「ビールが生ぬるいな」とこちらの疑念の心を読んだようなコメント。
ゲストの人生のバイオリズムをグラフにしたボードが出され
これまでの人生の浮き沈みが示されています。
ゲストの学生時代の話しに目を丸くしたり、アハハと笑ったり、
身を乗り出してうれしそうなオダギリ氏。
あぁ、なんだかよく分からないけど楽しそうね・・・・と保護者気分の私です。
長いので続きますです。