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「小次郎つばめ返し」

ちちんぷいぷい(毎日放送)1(2005)

映画「忍ーSHINOBI」宣伝の為の出演です。
話の内容から時期は2005年9月17日のSHINOBI公開前後、
M1グランプリ前という感じでしょうか。
<VTR>
SHINOBIの予告編再生中ー
「娯楽エンターテインメント大作なんで、全ての人が楽しめる映画にはなってますね。」
SHINOBIの巨大ポスター前のオダギリ氏は、ピンクと白のアミアミ・・・どころじゃなく、
漁網のような粗い目のニットの下に、残念ながら(本音が…)白いタンクトップを着ています。
四角い黒縁フレームの眼鏡に濃茶の帽子、髪は短めで後ろに跳ねている様子が可愛らしいです。
質問『もし忍術が使えたら?』
「でもね、あの〜・・・例えば水とんの術とか使えないじゃないですか、一般生活で。」
誰がリアルに忍術を使う話をしてるんですか!ゲームですよ、言葉遊び!
「布で壁になるとかねえ、あんま使えないし使いようがないですよね、今の生活の中で。」
いや!そんなことないと思いますよー。すんごく重宝しますって。
それが出来ればどこにでも気軽に出掛けられます。
「高く飛べてもねえ(スタジオに笑い)。高く飛ぶ必要もないですし・・・。」
いや、やっぱそんなことないと思いますよー。
見つかって追いかけられても(誰に)飛んで逃げられるじゃないですか!
「手裏剣は上手くなるとカッコ良さそうですよね、ダーツみたいで。(ダーツ?)全くしないです。」
まるでコントのようなコメントにスタジオのレギュラーから度々笑いがおきています。
「たくさんの方に受け入れられる作品だと思いますので時間つぶしでも結構なんで(おい!)
劇場の方へ是非見に行ってください。宜しくお願いいたします。」
言葉のチョイスが幾分間違ってるような・・・。
<スタジオ>
「なんかカッコイイの無理にカッコ悪くしてようと努力してんねんけどまだカッコイイ・・・みたいな感じ。」
とメイン司会者らしい壮年の男性。
SHINOBIのメインテーマに引っ掛け次の質問は・・・・・


<VTR>
『運命を感じた出来事』
「役者やってますけど本当は監督志望でアメリカに留学したんですね。今考えると運命としか考えられなくて。」
(運命なら40才までとか言わないで続けて欲しいんですけど、ムニャムニャ・・・。)
「取りあえず一学期終えたんですよ。役者の面白さを見てしまったんです。毎日変わるんですよ良さが。
 お客さんの反応によってドッと盛り上がってくれると役者も引っ張られてすごく良い物になるし、
 お客さんが引いてれば役者も温度を感じてドンドンドンドン上手く噛み合わなくなっていくんですよね。
 そういう生なライブな感じを毎日見てて、すごく役者が生きてるものに感じたんですよね。
 そこにすごく魅力を感じたんですよね。」
今までのやる気の無さから一変、前のめりなオダギリ氏。
<スタジオ>
「全く同じ事考えてるなと思いましたね、オダギリジョーと。」
南海キャンディーズの山ちゃん。
数年後、このオダギリ氏から大舞台(日本アカデミー賞授賞式)で試練を与えられ、
まさにライブの恐ろしさを身をもって知ることになるとは思いもしなかったでしょう。
巨大モニタのオダギリ氏に添えられた吹き出し、
『アメリカの役者志望の人はみんなテンション高くて、ボク普段からテンション低いんで、
 浮きまくって大変だったんです。死ぬかと思いました。』にスタジオから再び笑い。
好きな音、嫌いな音、などよくある「10の質問」をオダギリ氏に投げかけると、
一つ一つ考え込んでしまってパッと答えられないかも知れない・・・
という事で1つだけ質問に答えることになりました。
オダギリ氏が選んだ質問は「嫌いな言葉」。嫌いなモノかい!!
よほど「好きなモノ」を教えたくないようですねえ。


<VTR>
『嫌いな言葉』
「『頑張る』。頑張りすぎると・・・うーん・・・自意識が入っちゃったりとか、余計な力が入っちゃって。
 どうでもいいやと思うくらいが丁度いいんですよ、何事に対しても。
 ボクは『頑張ってね』という言葉をあまり使わない様にしてますね。
 頑張りすぎないように頑張ってねとか・・・」(結局使ってるのね)
<スタジオ>
「でも本当は頑張るんでしょうね。だから余計自分でも頑張りすぎない様にしてるのかもしれませんね。」
オ〜イオ〜イ(嬉し泣き)おじさ〜〜〜ん!!!(すいません司会者の方の名前が分からなくて)
さっきからさり気なくフォローしてくれてありがとうーー!!
最後のテーマは、番組のレギュラーでもある『南海キャンディーズについて』。
映画に関係ないのに、実はこれからのインタビューの方が盛り上がるのであります。つづく!