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「小次郎つばめ返し」

少し足を伸ばして資料館を訪れてください

今日は「広島原爆の日」です。
当日の朝、キノコ雲が隣県のここからでも見えたといいます。
母方の祖父は戦争の話をしたことが無く、
一度だけ私から「おじいちゃんは戦争に行ったの?」と聞いた事がありましたが、
「体が弱かったので戦争に行かなかった。」と言っておりました。
しかし近頃母から聞いた話では、昭和20年のまさに8月、身重の祖母と幼い母が広島市内に住んでいて、
山口県に住む曾祖父が
「三日三晩、夢の中に戦地に行っている息子が出てきて『早く広島から家族を山口に帰してくれ』という。」
と言うので原爆前日の8月5日に帰省したそうです。
と、すると祖父は戦地に赴いていたことになります。
なぜ、祖父が「戦争に行かなかった」と言っていたのか良く分かりませんが、
口に出せない想いがあったのでしょうか。
今更叶わぬ事ではありますが、大人になった今、祖父から聞いてみたいと思いました。