oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

いずれ実家の母にも抱きついてみたい

義父の両手を取ってテーブルへ誘導するとき、
意外とぽっちゃりとした手のひらから伝わる暖かさに、なんとも言えない気持ちになりながら、
少し強く握りかえしてみた。
義母を車いすに移すとき、幼児のように両手を伸ばして私の首に巻き付いてくるのを見ると、
不思議な気持ちが沸いてくる。
大人になり親と手を繋いだり、親に抱きついたりしなくなって何十年経つだろう。
義父母が障害を持ってなければ、こんな風に親を抱くこともなかっただろうなとしみじみ思うのは、
今朝義母が「これ、少ないけどお小遣い」と1万円くれたからでは、決してない。