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「小次郎つばめ返し」

それほどに、大好きだった祖母に

今朝ほど祖母が他界しました。
私と実家の母が新幹線で病院へ駆けつけると、
祖母は点滴だけが賑やかなガランとした部屋で、一人荒い息を繰り返していました。
私は祖母の数ミリ開いた黒目に自分を映すように、のぞき込み、
意識があるのか無いのか分からない祖母に、大きく何度も頷いて見せました。
もはやどんな言葉も届きそうにないから、
「わかったわかった」と安心させたかったのと、
祖母の人生の全てを肯定したかったのです。
実際祖母は私にとって、間違いも含めいつも“大正解”でした。