深夜食堂 第五話

夕飯時、洗濯物を畳むかたわら再生した四話がたいそう大人な映像だったため慌てて止め、
まず五話から視聴しました。
「バターライス」なるものの存在を聞いたことはありますが、食べたことも見たこともなくて、
熱々ご飯にバターを一かけ乗せ、十分に馴染ませたあと醤油と一緒にかき混ぜ、
シャバシャバとかき込むのを実際見ると、ウエーとなりました。（こら）
アレは旨いんですか！？ねえ、全国バターライスファンの皆様旨いですか？
いや、きっと旨いだろうと思うんですが、油の固まりを溶かして食うんですよねえ。
う〜ん・・・。
いや、料理の感想じゃなくてドラマの方ですが、
今回は珍しく、ハッキリクッキリしたハッピーエンドでした。
オチのわかりやすいハッピーエンドなんか嫌いだよ！と仰る方もいらっしゃるかもしれませんが、
草木も寝静まった深夜、緊張と疲労で固まった体と心を、
バター同様溶かしてほぐし、良い眠りに誘ってくれたんじゃないでしょうか？
厳選された食材をプロの技術で絶妙に調理された料理の方が旨いに決まってるんですが、
料理の旨さというものは、つくづく思い出込みだと思います。
大好きな人たちと過ごしたあの瞬間の、
あの味と思い出が自分にとって最高のごちそうなんだと思います。
私的に一つ残念なのは、工場で働くゴローさんに工場長が声をかけたことです。
あれで「ああ、きっと事故が起こってしまうんだな。」と予測出来てしまったんですねえ。
もし「働くゴローさん」のワンカットだけだったらなあ。（素人が偉そうです）

その後、夕飯を食べながら何気なくドラマを見ていた娘が、衝動を抑えきれず、
「ああもう！マヨネーズご飯にしちゃる！」
とご飯をおかわりしたのであります。