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「小次郎つばめ返し」

共存はムリ

主任の実家がある集落は、季節関係なく熊が現れ、住人を困らせているが、
家の軒下にある蜂蜜を熊が縁側に手をついて引っ張り出し舐めていたり、
山道で普通に出会って双方が驚いて逃げたりするそうだ。
主任の実家は、国道から脇道に逸れ、軽自動車が1台やっと通れる急な坂道を登る事20分。
うっそうとした森のトンネルを抜け、突然目の前が開けてくる山の頂上の「神々の里」と呼ばれる場所にある。
この風景を見ると、人間の所に熊が現れたというより、
熊の所に人間が住みついたという方が正しいよう気がする。
いっそ、人間が住む集落を檻で囲んだら?と主任提案しておいた。