oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

そりゃ民衆も怒るわ

連休前に主任に「転々」を貸してしまった事を後悔している休日最終日です。
一回見たくせに「もう一回見たいからもうちょっと貸しててね。」って、私だってまだ一回しか見とらんのに!!
お陰で「鏡に映った横顔がシュテキ」と噂の特典インタビューも見ておりません。がくー。
仕方なくレンタルで借りた「マリー・アントワネット」を見ましたが、
デュ・バリー夫人とかね、フェルゼンとかね、そりゃ名前を聞いただけでフワ〜となっちゃう人がたくさん出てきます。
「なぜオスカルが出てこないの〜?」とか、ジョークのつもりで鑑賞中に何度も娘に言って、
鬱陶しがられてるお母様方がたくさんいらっしゃったんでしょうねえ。


アントワネットを批判するわけでもなく、擁護する訳でもなく、なんらかの思想も感じないし、
徹底して「一人の女性の結婚生活」を描いておりました。
と言っても日本的陰湿ないじめもないし、主人公が苦難を乗り越えて大きく成長する訳でもなく、
子供の様に無防備で無垢だった一人のチャーミングな女性が
自ら「ばかばかしい」と言ったその社会へ、見事に順応してしまったお話でした。
あの〜しかし、私には知る由も有りませんが、最上級階級の方々って、Y談ばかりの会話、
ダラダラと食い散らかす食事、ギャンブル三昧な娯楽など本当にあんなに行儀が悪いんでしょうか?