oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

どうにかして母の威厳を保たねば

冬の午後の車中は暖かく、つい眠気を誘われます。眠気覚ましに
「眠たいな 嗚呼眠たいな 眠たいな」と一句詠むと助手席の娘の視線が冷たい・・・。
せっかく暖まったのに。
「季語もちゃんと入ってるジャン“眠たい”って。あれはきっと春の季語だよ。」
と適当な知識を披露する母。(それを知識とは言わんか)
「ほら、『春はあけぼの やうやう白くなりゆく山ぎは・・・』あれ・・・?」
「出てこないじゃん。それを言うなら『春眠暁を覚えず』だよ。」と娘。
視線が寒すぎて、眠気覚ましにはなりました。