oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

のだめカンタービレ vol.9

「白目剥くってムツカシイよね。」
と娘は千秋とのだめの白目合戦を感心して見てましたが、普段白目を剥くことがないのでねえ・・・。
どうなんでしょう、白目剥くとやっぱりその間は見えないんでしょうか?
自分でも鏡をみながらやってみたけど、
「白目を剥いた自分」を見ようとすると黒目が戻っちゃうので、
結局出来ていたかどうかは分かりませんが、
ひょっとしたら、今ちょっとうたた寝していた間、
白目が剥けていたかもしれません。


しかし、のだめ宇宙は実写での再現は不可能と思っておりましたが、
よく表現できてますよねえ!
いや実際は、のだめが弾くシューベルトが速いということだけは分かるんですが、
上手いかヘタかは、のだめや観客の表情、十文字の「デタラメや・・・」という台詞で
『そうなんだ』と想像することしかできません。
かつてクラシックがこれほどふんだんに流れる月9があったでしょうか。
のだめ猛特訓とコンクールのシーンがほとんどのこの回は、
音楽満載で大変楽しゅうございました。
見てるだけで弾ける気がしてきますから不思議ですねえ。
もっと弾くことの楽しさに早く気付いていれば、
私のピアノ歴が黄色のバイエルで終わることもなかったのにと残念です。


今朝の通勤時は朝比奈隆の第7番でしたが、
娘が「父さんの車で聞いた朝比奈隆の7番が一番良かった。」と言ったからであります。
同じ曲を違う人が指揮したり、違う楽団が演奏すると
萩焼と伊万里焼くらい味わいに違いが出るからクラシックって面白いですねえ。
(萩焼と伊万里焼の違いも実はよく知りませんが、例えです例え。)
私が子供の頃
「絵なんか習ったって、絵描きで食えるのは日本でも1人か2人だから意味がない。」
と、よくうちの頑固ジジイ(父ちゃんゴメン)が言ってました。
同じくピアノや吹奏楽など小さい頃から音楽をやっている人でも、
のだめや千秋のように飛び抜けた才能のある人は少なく、ほとんどが趣味で終わるんですが、
娘がいろんな音楽を日頃から楽しんでいるのを見ていると、
人生の中に楽しいことがちょっと増えたようで、
それはそれでとてもイイ感じだなと思うのでありました。