oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

どうしたって最後はオダギリ話になってしまうのだ

夕べの星野道夫さんの写真は本当に素晴らしかったですねえ。
動いている映像より1枚の静止したショットの方が躍動感に溢れ、とてもドラマチックでした。
ながら見で抜かし抜かしの視聴でしたが、実際手にとって1枚1枚眺めたい写真の数々でした。
自由に思うまま放浪を続けていた星野さんがやがて家族を持ち、
『おまえはどこに根をはろうとしているのか、自分に問われていた気がした』(←ウロオボエです)
と心が揺れる様を見て、チラリと思ったんですが、
今まさにオダギリ氏は自分に問いかけている事じゃないかなぁーと。
自分にもなんとなく覚えのある感覚で、おそらく他の方もそうなんじゃないかと思うんですが、
好きな仕事をする楽しさ、高揚感、やり遂げた時の充実感を十分に経験し、
自分の仕事に対しての自信がつくに連れ、
それとは別のところで「何のためにやってるんだろう」とか
「誰のためにやってるんだろうか」「何か役に立ってるんだろうか」という疑問が
ちょっと湧いてくるんですねえ。
それが30才前後かなあーと。
うーん・・・いや、これは私の全くの勘違いかもしれません。
何にせよ、オダギリ氏が根のはる場所を見つけるまで、放浪は続くんでしょう。