「大河新選組！」の斎藤一についてつらつらと

出勤時、運転中に（オイ！）気がつけば考えてたりします。
他様の感想でもよく見掛ける「何故、斎藤はこうしたか？」ですね、
今回は「何故、斎藤は浅野を見逃したか？」でした。
命令に忠実であったり、かと思えば命令無視のように見えたり
行動に一貫性がないように思えますけど、
斎藤さんの行動はあくまで「自分で決定」した「自分の意志」からきてるんじゃないかと。

例えば
・平山の鼻先に斬りつける→近藤さんを馬鹿にして許せない
・鴨暗殺実行犯阻止→芹沢さんに恩があるだけじゃなく、なんとなく気に入っている
・幹部会議に出ない→上部の決定に従うと「自分で決めて」いるから、いても仕方ない
・お初を惨殺→心中は正直分からない。でも斎藤さん自身がやはり決定している
・河合の介錯を拒否→だってやりたくないんだもん
・浅野の見逃し→逃しても新選組の仇にはならないだろうし、今日はそんな気分じゃない

などなど後で副長に叱られようが、沖田さんに見つかろうが全然構わないし、
腹切れって言われたらそうします・・・ぐらいの力の抜け具合。
忠犬といわれ、命令には絶対のイメージがある斎藤さんだけど、
案外隊内では、一番自分主義なヤツかもしれません。
フラリといなくなっても不思議じゃない心の自由人なのでは。
（うーん、多分ものすごくフィルターが掛かってます私）