oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

第39回「将軍、死す」


「タケノコ掘り上手いね」本日の主任の定例メールでした。
 あの場面から後はあの形が私の中でグルグルと駆けめぐり、頭から離れませんでしたよ。
出来上がりといえば出来上がり、途中といえば途中、タケノコといえばタケノコ、
ハニワだといえばハニワ、人間といえば人間、仏像といえば・・・・・・ぶつぞう・・・。(一応肯定)
私は学生時分、大坂の民俗学博物館で同じような形態のモノを見たことありますよ。
例えば男○崇拝の・・・・・・・・いや、気のせいでした。
人間が何の先入観も持たず何かを無心に作るとあんな形になってしまうのかもしれません。
斎藤さんのキャラ同様、見る人の数だけ解釈がありそうなモノでした。
 原田夫妻の結婚報告を受けたあと、あの姿勢で固まってましたけど、
「祝言?」→「めでたいことだな」→「祝いをするべきだろう」→差し出す
→喜ぶ(フリをする)原田夫妻→喜んでもらってもリアクションに困りまた神妙な顔で固まる斎藤
と、いった感じでしょうか?
懐に木彫りがなければ34回の5両同様、無言で部屋まで取りに行くんでしょうな。
感情を上手く表せない(というかヘタ!)斎藤さんはますます幼年期の育ち方に問題がありそうですよ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ガッーーーーーーーーーー!!この設定はたまらんです!!!!!
すみません、私も気持ちを上手く表現できず叫んでみました。
 源さんのちらし寿司は色具合がどうもよろしくない。
でも源さんが作ったんだからきっと旨いに違いないと思わせるあたりがスゴイです。
「源さんはしようがないとして後は平助だ」って斎藤さんも入れてくださいよ!
この設定の斎藤さんでヘタな恋愛を見てみたくなりました。
(ヘタだと最初から決めてますけど男女関係だけは達人かもしれません)


「隊を抜ける」と兄弟に堂々と宣言する谷さんですが、まあ平たくいえば脱走ですな。
「ええっ!?」と驚く弟達の顔が全然似てなくて、現実に引き戻されました。
谷さんでさえ(失礼)斬った後、苦しげに顔を歪ませる斎藤さんは人間としての感情が芽生えてきたか。
ここ数話で心境の変化が著しいようです。
 同様に心境の変化が目に見えるのは沖田さん。
自分に時間がないことを知り、でも事実を受け入れられずにイライライライラいらついて
出来ることを後回しにしたり、自分はどうせ・・・といった甘えが見える周平君に
押さえきれず爆発してしまいました。「総司、大爆発」ですね。
 熱くなって周平君をなぐる沖田さんと、後ろで腕組みをしたまま静かに眺めている斎藤さんが
同じフレームに入っているのは制作側に何か魂胆があるんですね?
周平君に対する態度は多少八つ当たりっぽいんですが、
なんかね、このまま沖田さんが床についてしまうようになるのは残酷な気がします。
心情的に救いのあるエピソードないんでしょうか?


 腹痛演技に続き、沖田さんにも見破られた斎藤さんの演技は今後のスパイ活動に不安を残しました。
これを見破れなければ伊東さんも相当うっかりということになります。
 台詞が少ないのにアップが多いのはどういうことですか。
アップも「セリフ部分」の一部ということなんでしょうか。
気づけば今回斎藤話ばかり・・・・。
 最近私の中ではオダギリ氏のイメージが斎藤さんから完全に抜けて
斎藤一」というキャラクターとして見られるようになりました。
のこり10話。私にとって五代雄介同様、大事なキャラになりそうです。


 えー、ワケあってオープニング前の映像にバンザイ。(小声でこっそり)
イラストは後日です。
himeshioへ、「将軍って徳川?」などと聞く君は「歴史が苦手」という範疇を越えているぞ。