oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

新選組!第37回「薩長同盟終結」

局長、ホントいいかげん自分の意見を堂々と通してくださいよ。
動こうとすると必ず周りから「待った」が入るんですね。
で、その度に決心が揺らいでます。
やろうとすることは止められ、やるまいと思うことは背中を押され、
本当にやりたかったことは一体なんなんですかー?????
今日は土方さんが登場すると空気が冷えていいですね〜。
ピシッと整えられた髪型もキチッと着込んだ着物も冷え冷え効果を高めています。
立ち止まって隊旗を見る土方さんの目は少し揺らいでましたが、山南さんを思い出してましたか?
局長宅へ土方さんのことでご注進・・・・・というか、いいつけに行った沖田さん。
もはや隊の中で言いたいこと言って許されるのは沖田さんと斎藤さんだけです。
土方さんの味方は「おれもお前も源さんもいる」という局長はやっぱり同門のところで
無意識に線引きしちゃってるんですね。ふ〜ん、結局そうなんだ。
これじゃ表向き有限会社だ、株式会社だといいつつ結局一族の利益の為に運営されている、
どこかの会社と一緒じゃないですか。(今日はやけに僻み根性の入った私の感想)
お幸さんが部屋に入ってきたときに沖田さんが慌てて辞したのは「継母に反抗する息子」というより
病気を局長の大事な人に移したくないからだと思ってました。


考えてみたけど分からなかった今回の謎。
●何故斎藤さんは土方さんをあんなに庇うのか?
 特別土方さんからは「恩」を受けてなかったと思うんですけど。
 山南さんの時といい、今回の局長への進言といい。
 勤務時間中のごろ寝や幹部会議のサボタージュを見逃してもらってるからだろうか。
 ・・・・・などというジョークも言いにくくなってきた昨今のシリアスな展開。
●何故河合さんは斎藤さんに松原さんのことを話したのか?
 もっと親身に相談に乗ってくれそうな人は他にいっぱいいるじゃないですか。
 よりによって斎藤さん。まあ一番行動に移してくれそうではあります。
●お初を斬った斎藤さんは松原さんのかたきをとりたかったのだろうか?
 近藤さんはそう言ってたけど、なんだか納得できないんです。
 お初は斬られなければおそらくその後自害をしただろうと思うんですよ。
 お初の為でもあったのではないか・・・・・というのは斎藤ファンの言い訳です。
書き出してみれば・・・・・・・・・斎藤さんがらみばっかり・・・・・・・・・すみません。


龍馬はあちらの点、こちらの点を引っ張って線で結んでいき、
まさに山南さんのいう「結局国を動かすのは人と人とのつながり」を実践。託された遺言を果たしてます。
三谷さん上手いこと世の中の動きと新選組をからめていきます。
思えば同じ時代に生きた彼らは同じ流れの中で生きてきたんですから、全く「違う」はずがない。
思想的にもある部分共感したり、共有しあっても当然じゃないかと。
三谷さんの当初無理矢理に見えた龍馬、新選組桂小五郎らの交友もあり得たかも・・・まで
私、だまされつつあります。


予告見た新選組ビギナーから「斎藤さん来週死んじゃうのー?」とメールが入りました。
そうか、何も先を知らないというのはそんなドキドキも味わえるのか。
イラストはまた後日。