oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

白い軽トラックの走行は朝8時まで禁止にしてくれ

村の朝は穏やかに始まる。
夏とはいえ車の窓を全開にして走れば冷気が流れ込んでくる。
大河のサントラを口ずさみながらスピードを上げる。今日も仕事ガンバルぞ!
と、前方に嫌な予感。グングンと距離が狭まってくると予想通り白い軽トラックだった。
小次郎の統計によると白い軽トラの運転手はベージュの作業帽を被った70歳以上の男性で
助手席には大抵奥さんが座っている。
スピードはたちまち40キロ以下にスローダウン。
予想通りの運転手を認めると
「夫婦で町の病院へ行くのかもしれない。あおったりしてはいけない。」
と余裕の私。しかし就業時間がせまってくる。イラ。
「そうだこの先に空き地がある。そこで私に譲ってくれるハズだ。」
私の希望的観測は見事にはずれた。イライラ。
「彼らはミラーを見てないのだ。煽っても何のアピールにもならない。
ひょっとしたらその存在さえ知らないかもしれない。」イライライラ。
そのとき歩行者用信号機が点滅を始めた。
「早く!早く走ってくれ!信号機が赤になってしまう!!」
しかし軽トラは速度を変えることなく黄信号で交差点に滑り込み
悠々と左折してしまった。・・・・・・・私は停止線の上。


とたんに荒んだ気持ちになりCDをガンズ&ローゼズに変え音量を最大にしたのでした。
仕事場は今日も暑いだろうか。