oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

外出したかあさんに運があったことがないお、と娘のメール

昨日は4月3日。
すなわち上京の一ヶ月前であります。
GWど真ん中の移動は乗車率200%とか大渋滞とか、きっと大混雑するに違いなく、
巨大なエネルギーに負けやすい虚弱体質のワタクシは、何が何でも指定席をゲットしようと、
仕事を早めに終えて新幹線の指定席を求めて駅へ向かったのであります。
窓口で前の女性の後ろに立ち、順番を待っていると、
駅のホームから人々がいきなり溢れ出るように降りてきて改札口へ殺到、
品良く立っていたワタクシの前を割り込んで、
チケットをにぎった中年男性が「早く払い戻ししろ!」などと怒鳴るのであります。
乗客は口々に「早く言ってくれればいいのにさぁ」とか「もうええやん、ここで」とか「excuse me」とか
国際色豊かな言語が飛び交い、明らかにココが目的でない方々に溢れ、駅に一つしかないコンビニは大行列。
お客さんパニック、駅員さんパニック。
突風で舞い上がった時刻表が構内を紙吹雪のように舞うのでありました。
2番目だったワタクシの順番は、いつの間にか後ろへと追いやられてしょんぼり。
知らない土地で下ろされた乗客の表情は怒りを含み、詰め寄られて疲れが滲む駅員さんに
「5月3日の指定席を大人1枚。2人席のトイレに近い窓側がいいですぅー」
などと脳天気に言い出し辛い状況の中、なんとかゲット出来たのであります。
ほらねアンタが動くと天地が動く、ろくな事は無いと
キバコさんは今年の慰安旅行も諦めムードなのでありました。