東京記 １日目 「小次郎母娘、東京に立つ！！（ガンダム風に）」

東京駅の前に「品川」という駅があることが衝撃的でありました。
新幹線の駅名は大抵「市」だと思っていたからです。
なんだそのバス停みたいな駅名、ふっ・・・と内心あざ笑っていたのですが、
「品川」は山口県のどの市よりも都会でありました。（アタリマエ）
初めて目にする東京駅。
国民に過保護すぎる日本において、
「ホームドアと列車の間が離れている場所があります。足下にご注意ください。」
という車内放送を真に受けた事は一度もありませんでしたが、
東京駅のホームとドアのすき間はクレバスのように広く深く口を開け、私たちを震え上がらせました。
改札口を出ると、まず土産物などを宅配で送る様に手配し（いきなりかい！）、
歴史的建造物である東京駅を正面から見たいという娘の願いを叶えるため、
工事中のため足場の悪い通路を歩き、出口に向かったのであります。
しかしどうも違う気がする・・・。
そうか！反対側の出口か！連絡路を通れば表に出られる！
引き返して地下道を歩き、行き止まり、ターンして歩き、行き止まりを数度繰り返し、
どうやら我々は同じ所をグルグルしていることに気付いたのであります。
疲れ果てた我々は、何度目かの八重洲北口から見える紅白の塔を東京タワーかもしれない！
と思う事で心に決着を付け、ホテルへ向かうため地下鉄に乗ったのでありました。