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「小次郎つばめ返し」

嗚呼、無意識に寝返りがうてた頃が懐かしい

朝、起き抜けに義母のおむつ替えをすると、よく「体が痛い」と訴える。
これはこのごろのワタクシにも覚えがあることだが、
ツタンカーメン状態で夜寝ているため、体が硬直しているからだと思われる。
終日ほぼ寝て過ごす義母には仕方のない事だが、
「出来るだけ動く部分だけでも動かして、体の柔軟をしてくださいね。
 このままだと一週間で寝たきりになるよ。
 そうすると、もう家では介護が難しいから、施設にずっと入ることになるからね。
 家で生活する方が、お義母さんは良いでしょう?私たちもその方がうれしいんだから。」
と、全米が泣きそうな台詞を良いお嫁さん仕立てで言うと、
義母がくるくるキラキラの童女のような目を私に向けて、
「何言ってるのか、全然聞こえん。」と言ったのであった。