oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

深夜食堂 第一話

始めに、放送未定でドラマが見られない私のために、
なんとか視聴できるよう、いろいろとお骨折りいただいた皆様へ、
深く深くお礼を申し上げたいと思います。
いつかは放送するだろうと長期戦を覚悟しておりましたが、
お忙しい日々の中、私の為に時間を割いていただいて、
本当に申し訳なく、また有難い気持ちで一杯です。
視聴出来ない地域の方々が、早く見る事が出来るようにお祈り申し上げております。


ーーーーーあれ?ドラマの感想?的な感想です。※ここからネタバレかもーーーーーー
音と映像。
それだけで料理の匂いや味、店の中の温度、
隣席のスーツの匂いまで感じるなんてビックリ!
次世代の三次元映像の技術はいらないんじゃないですか。
いや本当にすごいのは、そんな小さなヒントで、
瞬時にいろんな感覚が呼び起こす事が出来る、人間の方かもしれませんねえ。


「ほら、あれだよ、あれ!アレ、出来る?」
なんていう無茶リクエストが出来る料理屋なんて最高じゃないですか。
都会の一人暮らし者が「なんでも作ってくれる」と聞いてオーダーするなら、
高い率で「高級な料理」より「おかんの味」を注文するんじゃないでしょうか。
「おかんの味」は、料理というより母親そのものの記憶であります。
いやドラマでは、本編の料理が「おかんの味」なんて一度も言ってないんですけど。
ちなみに実家が鮮魚店だったワタクシの弁当には、
白米の上にドドーンとミディアムレアの明太子が乗っていて、
乙女顔を赤らめつつ食べたものでございます。
明太子さえ「おかんの思い出※1」であります。(※1:まだ生きています。)


人生は食にあり。
極端な食事制限のあった数年分の人生を、私は今取り戻している最中です。