oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

ときどき天地人

録画した一週前の回を「いつになったらハマれるんだろう・・・」と言いつつ再生していたら、
娘に「まだハマってないんかいっ!」と突っ込まれてしまいました。
安泰平安だからこそ起こる、内部のスキャンダルや陰謀のうずまく江戸時代の話に比べ、
華やかで個性的なスター武将が多く、合戦も派手、人間関係も入り乱れている戦国は大変面白く、
あまり詳しく無い私でも、話の筋はよく分かるんですが、
う〜ん、なんかこう、ゲームのキャラクターやアニメのストーリーのような現実味が無い感じがして、
どうも感情移入がしきれないというか・・・、美しすぎるからでしょうか?
太閤を叱る男!ということで、どんな言葉であっと言わせるのかと思って楽しみにしていたら、
その、まあ、粘っただけだったみたいな・・・。
特に数話前の兼続が屋敷にいると聞いた近隣のお百姓さんや商家、町民たちが手に作物などを持って、
「ご家老さまのお陰でございます!」と口々にお礼をいって分かりやすく誉め讃え、
それを柱越しに千利休の娘が(木村佳乃)そっと微笑みながら見るシーンでは、
「これは無いだろう!」とソファーから立ち上がってしまいました。なんて分かりやすい慕われ方。
うーむ、うーむ、年を取ると見方が捻くれてくるのかな・・・。
これだけ世間に受け入れられているドラマなのだから、私の頑固さがいけないのかもしれないです。