oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

天体観測 第3話「告白」

25才。
あー、うー・・・お、思い出せない・・・。
そうそう丁度Uターンせい!とか親に言われていた時期でしたねえ。
それまでの「オレ様が世界を変えてやる!」という、
無鉄砲な、傲慢な、ワケの分からない自信がすっかり鳴りを潜め、
仕事にも慣れて来たかわりに緊張感が薄れ、
知らなかった事を知った為に先入観が先に立ち、身動きが取れなくなる、
そんな停滞の時期だったような気がします。
今考えるとサジテリアスのメンバーと同じく、岐路に立っておりました。
その時は自分の足元しか見てなかったけど、顔を上げて見渡せば選択肢がたくさんあったんですねえ。
25歳のアナタがいらっしゃいましたら、
ダメだったら・・・という逃げ道を作らず、突き進んでくださいまし。(オメーもな、とか返さないで)


おかしいなあ。
本放送から6年経って見ると、恭一に一番共鳴出来ます。
恭一には魂が入っとらんのか!とか、友也ウゼー!とか、美冬タカピー!とか思ってましたが、
(健太情けねー!は変わってませんが)一人一人にちゃんと感情移入出来ます。
教員になる夢と予備校講師とどちらを取るか迷う美冬に向かって、
友也は「やってみてダメだったらそのとき考えればいい。」と優しく言い、
恭一は「『だから仕方ない』と言い訳を考えているようじゃ本気じゃない」と突き放し、
6年前に見た私は・・・うー、タケシが出てない場面だから、あまり本気で見てませんでしたが(どこまでもダメな私)、
友也の大らかさに一票投じていたような気がします。
今見るとですねえ、恭一のこの言葉は日々「だから出来ない」という理由ばかり探して過ごしている私に
大変重く突き刺さります。
ええ、数日前も出来ない理由を箇条書きにして掲げたばかりでした。(思いっきりバカ)


キバコさんが先日変な事を言い出すから、
「弁当を見る目が、ユリを見る目がせつないのぉー。精一杯ガムシャラに頑張っているのに。」
と、タケシを母の目で見てしまいます。
しかしコンビニに行くにはコンビニに行くファッションがあるんですよ。TPOを考えないと。
ものすごい違和感です。
葬式に赤いレザーを着て駆けつけるようじゃ・・・、あ、それは猛か。
そんな格好で弁当コーナーに粘られると、スッピンにツッカケ草履のおばちゃんは近寄れません。
じゃ、何処ならいいんだ!と聞かれても、あの格好が馴染む場所を思いつきませんが。
あと、あの狭い社長室に男性と二人きりになるのは、
秘書の女性と2人になるより可笑しな気分になるので、気をつけましょう。
イラストは後日で♪てへ!