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「小次郎つばめ返し」

天体観測 第2話「青い絆」

『Simple is the best!』
最初に誰が言ったのか?
ああ、まさしく名言の通りでございます!
松茸なら網焼き、鮎なら塩焼き、イカならあぶっただけでいい。
極上の素材は余計な事をせず、シンプルなほど香り立つというもの。
少し窮屈気な黒の半袖ニットは、肩とその先に延びる腕の造形を美しく見せ、
軽く後ろに撫で付けただけの短めの髪は、
ともすれば小ぶりになりすぎるオダギリ氏のフェイスラインとベストなバランス、
揺れる眼差しを遮る物は無く、凶悪的に美しすぎるタケシ!
さあ映画ロケが終わったら、そろそろ余計な物を剃っておしまいなさい。(ドサクサにまぎれて)
放送当時にも一部で話題になっていたと記憶するんですが、
狭い社長室での松原(松重豊)とのやり取りを見た視聴者が妙〜な気にさせられたのは、
タケシが美しすぎ、香り立ちすぎたせいなんですね。(そろそろドラマの感想に行け)


比べちゃなんねえ!と思いつつも、健太(山崎樹範)と恭一(伊藤英明)が交互に映し出されると、
「恭一!おまえの悪いクセだぞ!」などと言い合える、気の置けない友人同士という設定に
違和感を感じずに居られないのであります。
いや容姿というだけではなく、出会い系の仮想彼女に入れあげたり、
仕事を後回しにして親に叱られる健太がダメすぎてリアリティが・・・。
だいたい友也、恭一、美冬、有里が顔を揃えると
「このメンバーがサークル仲間ってどんなサークルよ!」とつい思ってしまうのであります。
私が健太だったら、この団体には近づけないっす!


あれ?イヤミ君な印象だったサトブーの旦那さん(田中哲司)、イイじゃない!
何故最悪な印象だったんだろう?
サトブーに介護や家の事を全て押し付けてるんならともかく、自分でもちゃんとやってるし、
帰宅が遅くなり、謝るサトブーにも「好きで選んだ仕事だからいいさ」と寛大な所を見せてるし、
「居ない間、おふくろのこと頼むな。」っていうのも、別に家政婦扱いしているように聞こえないけどなあ。
それより恭一が乱闘騒ぎの呼び出しに応じたり、夜飲みに行ったり、花火大会にいったり、
いや、それを全部イカンとは思わないんですけど、自分のやりたい事ばかり通しているように見えるんですよねえ。
金目鯛を捨てられたら、友人の所に逃げず、
「こりはどーした事ですか!!」と目の先に突き出して真剣勝負をせい!
イラストはちょっとお待ちを。