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「小次郎つばめ返し」

一番ヤバいのは直したつもりになっている私

「思い込み」と言うのは無意識だけど常に働いているものらしく、
例えば娘がまだ幼児にも至らない赤ちゃんの頃、大好きだった茶碗蒸しを食べさせたところ、
娘は茶碗蒸しを数日前に人生初で食べたプリンと思い込んでいたらしく、
口にした味のギャップにオドロキ、その後茶碗蒸しもプリンも食べられなくなってしまった事があったし、
町内の無線定時連絡で、うちの社長と同じ名字の方のお悔やみが流れたため、
すでに高齢の域に達している社長の顔を誰もが思い浮かべたらしく、
ご近所の方々が専務にお悔やみの挨拶に来た事もあったし、
あながち知らない訳でもないため、「思い込み」は確信に変わるらしい。


パンフレットの最終OKをお客様に貰った後、念のために最終データをプリントしてキバコさんに確認してもらうと、
2つの施設の「番地が違う」という。
私はその「宿泊温泉施設」と「日帰り温泉施設」が同族で経営をして、ほぼ隣接している事を知っていたため、
「3213番地」と「3213-2番地(本当は3123-2)」と思い込んでいたようだ。
水際で被害を食い止められた事にホッと胸を撫で下ろし、再度プリントしてキバコさんに見てもらうと今度はOK。
しかしもう一度主任に目を変えて見てもらうと、同じ所で同じ間違いがあったのだ!
今度は指摘した訂正が直ってない訳が無いとキバコさんが思い込んだらしい。
再度直してプリントし、主任に見てもらってようやくOK!
「さあ出力だ!」とサーバにデータを送ると、
信じられない事に今度は合っている方の番地を打ち直してしまったらしいことに気づいたのだ。
3人で何を見てOKと思い込んでいたのか!
たった4桁の数字を数カ所打ち直すのに4回も失敗してしまった。
これからは「私たちはまだピチピチの働き盛り♪」という思い込みを直さなければならないらしい。