oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

思い込まず羽ばたいてね

経験って素晴らしい!
様々な体験をして知識を重ね、やがて幾十もの経験が層となって、
人間も厚みと強度を増していくのでしょう。
しかし、時には自分の積み重ねてきた「経験」が「思い込み」になり、
思いも寄らない失敗をすることがあります。
そしてそれが昨日のワタクシでありました・・・。


お客様から頂いた画像データをチラシに張って印刷したところ、
「データがぼやけてるじゃないか!」とクレームがあり、
ウン十万枚のチラシが全て刷り直しとなったのであります。
お客様から頂いた画像の解像度は最初から印刷するには全く足らないものでしたが、
『元々お客様からきたデータ』
『ある募金運動のマークだったのでシンボリック的に使うのだろうと思った』
『最近の写真データは昔ほど画質をうるさく言わない事が多い』
『何度も校正済みであった』
等、ワタクシの今までの経験からくる「思い込み」で、
「このボヤケた画像でもいいのかな?」とチラリと思いつつ、確認を怠ったのであります。


しかし制作経験の無い営業のフジタさんはこの画像の粗さが気になり、
「画像はコレでいいのですか?」とあちらの担当さんに確認したところ、
「これでいい」と了承をもらっておりました。
担当さん曰く、
「これでいいのか?」という問いかけじゃなく、
「これじゃあまり奇麗に刷れませんと言ってくれれば良かったのに」というのであります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(むかつき納め中)・・・・・・・・・・・・・・・・
「思い込み」はとんでもない事態を招くという「経験」を
今度こそ活かしたいと思います。