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「小次郎つばめ返し」

私が前の日にアップ分を用意しておけばいいだけなのだ

どこの主婦も朝は大抵忙しい。(何度目だ、この出だし)
十何年、何十年と繰り返された労働は、頭と体にインプットされ、
何時弁当詰め、何時朝ご飯、何時化粧、何時ゴミ捨てとほぼ毎日同じ時間で支度が進み、
その間も「じいちゃんの薬」「着替え」「洗面所、台所の片付け」など細かな作業が間に入るが、
この一連の作業工程に、予定外が入ってくると俄然忙し度が増し、イライラしてくるのである。
今朝はこの予定外がばあちゃんのデイサービスの支度であった。
いつもは前の日に自分で用意しているから、油断をしていた私もうっかりだが、
「ちょっと熱い湯でこのタオルを絞って。」から始まり、「タンスから着替えを」「そこから下着を」「向こうからバッグを」と
次々と通常作業工程を中断させる指示が出されるのであった。
しかもマイペースな義母は何事も時間がかかり、時間を大幅にロス。
ついイライラが増して、「支度は前の日に用意しましょうね。」と要らぬ事を言ったり、
ばあちゃんに見えるよう、ふすまを開け広げ、仏壇の花の水換えやじいちゃんのベッドメイキングをし、
『私は朝こんなに忙しいのよアピール』をすると(したつもり)、
「ああ、寒い。」と言われてかえってイライラが増し、アピール失敗を悟るのであった。
しかし時間のロスで会社に遅れるのかというとそういうワケではなく、
単に朝のパソ時間が減るという自分勝手な理由だったと思い出し、
八つ当たりだったなと急速にイライラが落ち着いてきた今現在だ。