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「小次郎つばめ返し」

顔 第1話「似顔絵が暴く心の謎」

あの頃アナタは若かった。そして私も(今より)若かった。
恋は盲目というけれど、あの頃まさに私はそうでした。
見た目の美しさに、完璧なボディ比率に目がくらんでいたのね。(何気にベタ褒めしてますか?)
そういえば若い頃、よく「男は顔じゃない」と言われていたけれど、
言いつけを守り、旦那にして良かったです。
月日は経ち、今は恋愛の対象というより母親の・・・、または近所のおばさん的立場で見てしまい、
○2003年: 『ああ、私もあんな風に夜明けのコーヒーで起こされたい♡』
   →現在: 『いきなり熱いコーヒーをくっ付けたらヤケドするだろがー!』
○2003年: 『人を寄せ付けないクールな眼差しがサイコー♡』
  →現在: 『人にぶつかっておいて、そのブータレた態度はなんじゃい!』
○2003年: 『心に闇を持つ男は、夜の屋上がよく似合う♡』
  →現在: 『瑞穂は残業する時に電気を付けるだけで怒られるのに、一人であんな大きなエレベーターを使うんじゃない!』
   →2段目: 『つーか、若者なら階段を歩けっ!』
    →3段目: 『つーか、あの画が撮りたいだけなんじゃろうがっ!』
このように変化したのであります。
しかも耕輔は「だから女は、女のくせ、しょせん女は」と言いまくり・・・、い、いかんいかん!
この調子で耕輔揚げ足取り祭り10000字書けそうな勢いです。
瑞穂もねえ、「犯人が早く止めてくれって言ってるように思ったんです。」って!
それで犯人が分かるなんて!そう思った根拠が無いなんて!!
あのころも突っ込まれてましたけど、超能力捜査官になるべきです。


しかーし!!あの拳銃を構えた伝説のシーン、あの恍惚とした表情は今見ても神!!
(冷静にみれば一番拳銃を持たしてはならない奴なんですけど)
そりゃ、さぶちゃんが見惚れるハズです。(違)
あんなにアップにする必要があるのか?とか、
背後から丸腰の犯人を拳銃で狙ってるアブナイ奴だぞ!とか、
洗面所でヘアーをキメている耕ちゃんが見てみたいとか、
そんな小さな事はすべて忘れさせてくれる素晴らしい表情でした!!


やっぱ男は顔だな・・・