oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

他社のフリみて我がフリ直す

『かんぽ生命、契約のしおりにミス113か所』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071212-00000214-yom-soci
うわー!コワイですねえ!!他人事とは思えません!
印刷して納品した物にミスがあるというのは印刷所にとって一番痛い事であります。
えーそういう私も過去何度かありまして、
特にカラーのパンフで刷り直しとなると安くても数十万円の会社の損失になります。
しかし113か所のミスだなんて、ちょっと考えられないですねえ。
持ち込まれた原稿に元々ミスがあったのか、印刷所の文字打ちにミスがあったのかよくわかりませんが、
校正がちゃんとされなかったと言うことは間違いようです。
これですね、いくら原稿が間違いであっても100%クライアントが悪いという決着には
なかなかならないんですよ。
英語のスペルや小説の作者名など例え原稿通りに打ったとしても、
間違いに気付かない印刷所の方が悪いとなることが度々あります。
「校正」というのはデザインやレイアウトを見るだけじゃなく、むしろ文字、原稿の間違いを確認する作業ですから、
編集委員の担当の方は一字ずつ声に出して読みながら、アラ探しのつもりでねちっこくご確認下さい。
日本郵政グループの全国に配布される冊子(と、いうことはページ物)だから、
刷り直しになると損失は考えられない額になると思いますが、「正誤表」でなんとか凌ぐようです。
でも113か所の正誤表となるとそれだけで冊子になりそうですけど。