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「小次郎つばめ返し」

10時にはおやつを食べなければならないと、主任にルールをキビシク教えられていました

今年もやってきました職場体験の中学生。
生徒達がそれぞれ希望する職場に3〜5日間行って実際に体験してみるという授業の1つなのですが、
じゃあ一体何をさせたら良いかというのが毎年問題なのであります。
仕事の楽しさ、難しさ、誇り、キビシサ、大人として彼らに何を伝えてやれるのか?
・・・などと頭を悩ませる数日間。
「緊張してるハズだからほぐすよう話しかけたりフレンドリーに対応しよう!」と挑んだ数年前、
後の職場体験の感想文に
『地味な仕事を楽しそうにオシャベリしたり、おやつを食べたりして頑張っていました。』と書かれ、
仕事って勉強に比べてヌルヌルじゃーん!と言う印象を彼女に植え付けてしまった事に気付いたのであります。
これじゃイカン!と一転して去年、プログラマーになりたいという男子学生には
「仕事をやり遂げる努力と強い意志、仕事へプライドを持つ事を見せよう!」
と主に制作部で年賀状などの作成、原稿の文字打ちなど、Macを使った仕事を手伝ってもらい、
最後に印刷、製本などの最終工程を見せたのであります。
※去年はココココの辺りです。
ところがその後の感想文には、
『大きな印刷機で一度にカラーチラシを刷っていてスゴイと思いました。』と制作にはほとんど触れず、
おまけのチラ見せ印刷工程に感激した様子がしたためられており、制作部的には全戦全敗。
制作部は印刷所の花形と信じて疑わなかった私たちをガックリさせたのでした。
さて今年。
今までの失敗を振り返り、「結局普段通りでいいんじゃな〜い。」という事に落ち着きました。(なんだそりゃ)
そして迎えた一日目。
商品を納めたばかりのお客様から電話があり、なんとその商品に文字間違いが見つかったのであります。
ショーックショーック、大ショック!!!
低身低頭で受話器に向かって頭を下げるワタクシ。すぐに車を飛ばして商品を受け取りお詫び申し上げ、
図らずも中学生に仕事の厳しさを教えることとなったのであります。
(つーか、ダメダメな大人、丸出し・・・・)
きっと今年の感想文は“仕事の厳しさと責任”について書かれるんじゃないかと思っております。