oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

毎晩声を押し殺して泣いていた彼女を思い出すとほんとにせつない

十日ぶりに退院後の検診に行って参りました。
たった3週間居ただけなのに、
「あそこで座って本を読んだな。」とか「ココの売店で毎日買い物したなー。」とか
学生時代に住んでたアパートを20年ぶりに訪ねたような感慨深さでした。
元同室の隣人が手術をして一週間くらい経っていることを思いだし訪ねてみたら、
前かがみで1時間おきにトイレへ駆け込んでいた彼女は、もう全ての点滴が外れ、
別人のように回復しておりました。
もう一人、とても気に掛かっていた元同室の24歳の女の子は直腸ガンで、
順調に回復して退院間近だったんですが、
私が退院する頃、ちょっと体調を崩して退院が延期になっておりました。
今日部屋のネームプレートに名前が無かったので、退院したのかと喜んでいたら、
あれから高熱が続き、食事も摂れなくなって個室に移ったとのこと。
とにかく痛みと熱が治まって、心身穏やかに過ごせるようにと祈ることしかできません。