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「小次郎つばめ返し」

帰ってきた時効警察 最終回

「振り返らずに別れるか? 最後にもう一度振り返って別れるか? それが問題だと言っても過言では無いのだ! 」
脚本・監督:三木聡 ゲスト:室井滋松尾スズキ ほか
つい先日、『終わらせるために間違える』という熊本課長のお言葉通り、
無理難題を・・・じゃない、難易度の高い要求をされるお客様との関係を終わらせるために、
ワザとチラシの文字を間違えてみました・・・というのはジョークです。(事実ですけど)
でもちっとも笑えません。くすんくすん・・・。
しかも私、九門竜(神保悟志)のアメリカンジョークを本気で笑ってしまいました。
ひょっとして私は九門竜、十文字、雪谷と同じ括りに属しているのかも知れません。
知らないうちに誰かに殺意を抱かれているかもしれないので、
今度からキバコさんが背後に居るときは気をつけようと思います。


三木さんは霧山、三日月コンビのさじ加減が本当に絶妙ですねえ。
「ああ、なんか報われた〜。」
と、画面前でほっこりしている女子がたくさんいらっしゃったことでしょう。
ちょっと図々しいけど、この場合視聴者の女性は“女子”でいいでしょう!(キッパリ)
お互いを「三日月君」「霧山君」と呼び合う距離感は、まさしく“女子”“男子”ですよ。
見ているワタクシも遠い昔の女子に戻り、親友の両思いが実った瞬間を見た思いでした。
霧山君にとって三日月ちゃんは「隣りに居て当たり前」の存在なんですねえ。
2人の間で確かな言葉は何も交わされなかったけど、視聴者はみ〜んな受け取ったぞ!みたいな、
ベストな収め方だったんじゃないでしょうか。
いやもう素敵なラブシーンでした。


十文字の残念さも最終回にふさわしくスペシャルでしたねえ。
わざわざ十文字の為に、一駅降りてビールを買いに行くというエピソード付き、
BGM付き、スローモーション付き、敬礼付きですよ。
ああ〜早く娘と一緒に見たい!!
全てのキャラに愛情が注がれ、第一シリーズよりほんのちょっと「ほんわか」がプラスされ、
時効ファンにいろんな余韻と期待を残した最終回は、寂しいよりも楽しく幸せな時間でした。


<今週の確信>
「ラブシーンは周りを幸せにする」
イラストは後日です