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「小次郎つばめ返し」

帰ってきた時効警察 第3回

「えっ!? 真犯人は霧山くん!?」
【脚本・監督/園子温】ゲスト/杉本彩
録画の頭出しをしようと、他ドラマの予告シーンをスキップスキップスキップしているうちに、
他ドラマだと思っていた異質なシーンは、時効警察なのだと数分過ぎて気付きました。
ザ・ウルトラトップって!
元ハヤタ隊員とこの団体の存在の意味の無さはまさに身も蓋もないものですけど、
事件を解決しても誰かの役に立つわけでもなく、
霧山君が昇進するわけでもなく、二人の仲が進展するわけでもなく、
誰かやドラマが成長するわけでもないのに
それを深夜まで起きて見ている視聴者が一番身も蓋もない気がしますねえ。ええ。


園監督の時はいつもキャラクターと繰り返されるフレーズが設定してあって、
見終わった頃には頭に擦り込まれてるんですよ。
恐るべし!サブリミナル効果!(というのか?)
しかし、この効果も何の役にも立たないところがやっぱり身も蓋もないです。
娘はまだ未見ですが、多分この回は大好きだと思います。
意味無く『繰り返される』のと『下ネタ』ってのは子供が大好きですからねえ。
前回の「シュッ」同様、取り憑かれたように「バッチグー」だの「ぷくー」だの
しばらく娘と私限定で言い合うことになりそうです。


あの、とっ散らかった物証をどう結びつけるんだと楽しみにしていたら、
「夢オチ」みたいな感じでナンダソリャーー!!とちゃぶ台をひっくり返してしまいました。
しかし、ぷくー人形が売り出されたら買ってしまいそうな乗せられ上手な自分が怖いです。
<今週の確信>
「アナタの百面相が一番癒される」
イラストは後日です。