oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

のだめカンタービレvol.11 最終話

いやー本当に最後の最後まで楽しかった!
ストーリーを楽しんで、曲を楽しんで、まさに月曜夜9時は楽しい音楽の時間でした。
私が通勤時に聞くCDにクラシックを選んだり、
CDショップのクラシックコーナーでカラヤンバーンスタインを押しのけて
のだめ関係のCDが上段を占領し、若い子が試聴して楽しんでいる様子を見たりすると、
これが一過性であったとしても、クラシックに触れ、楽しむ良い機会だったんじゃないかなと思います。


そして最終回ながら今頃気付いたんですが、このドラマは最強のラブストーリーだったんですねえ!!!
理性の塊の千秋と、本能の塊ののだめの立場が逆転し、
普段クールな千秋が欲するままのだめに駆け寄って後ろから抱きしめるシーンは
女子ならまずやられます!!!!!(かつて女子だった人も含む)
主役の2人だけじゃなく、登場人物は皆変人で我の強い人ばかりですが、
お互いの個性と才能、努力を認め合って切磋琢磨している。
皆変人だ・・・というだけの我が職場とは大違いです。


ラスト15分、これからベートーヴェン交響曲第7番だとすると・・・・・
まさか第一楽章をフルで聴かせるのかっ!!??と思ってましたが、
NHKじゃあるまいし月9でそれはありませんでした。
第4楽章。
思い出が交差しながら登場人物の顔が一人一人映し出されると、
気持ちが曲のラストの盛り上がりに同調するようにドンドン加速して高まり、
最後の最後で金管楽器が一つ音をハズしたことも全然気にならず(なっとるやんけ!)、
エンドロールを迎えることができました。
計らずしも制作、出演者、視聴者の思いが調和したこのドラマ自体が
スバラシイシンフォニーなのでありました。