oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

のだめカンタービレ vol.7

オーボエって本当に綺麗な音色なんですねえ。
黒木君の無骨さもとてもいいです。
オダギリ氏以外の男性をなかなか覚えられない私は最初、
黒木君役とあのモテモテ君を間違えてて、
「うわークロキンが女ったらしだよー!」と焦ってしまいました。
ところで旦那曰く
オーボエは上手い人が吹いたら、こんなに美しい音色を出す楽器はない。
 けれども下手な人が吹いたら、こんなに汚い音を出す楽器もない。」
だそうで(もちろん旦那の超私的な意見です)、
『こんなに美しい音色を出す楽器はない』はウムウムと頷くしかないけど
『こんなに汚い音を出す楽器もない』はなかなか聴けるチャンスがないので、
今度是非聴いてみたいです。
リードの良し悪しは音色に多大な影響を与えるので、
演奏の上手い人はリードづくりの上手い人でもあるそうです。
オケではどんなに小さな編成でも欠かせないと聞きましたが、
バイオリンやトランペット、ピアノに比べて習う人が少ないように感じるのは
吹奏楽では滅多に使わないからでしょうか?
昼休みの憩いの時間がこの間まで「純情キラリ」だった時から
クロキン役の福士誠治君は我々の間で「加勢大周」と呼ばれておりましたが、
キバコさんはこの回でマジで間違えてたようです。
キバコさんがマジで間違えたことより、キバコさんの娘が「加勢大周ってだれ?」と
聞いたことの方がショックです。


しかしキュンキュン度が加速してきましたねえ。
ドラマでキュンとなったのは久し振りですよ。
人の色恋でキュンキュンしているのかと思ったらどうも違うようです。
あのー、音楽にしろ絵にしろ演劇にしろ何かを表現しようとする人は
「自分は人と違う才能があるに違いない」というプライド(思いこみ)と
「自分はなんて平凡でダメな奴なんだ・・・」というコンプレックスと
その極端な両面を併せ持ち、常に間を揺れ動いているような気がします。
現実の厳しい社会で揉まれ揉まれて諦めかけた心が
『自由な表現!!解き放たれた心!恍惚感!ああースバラシイ!!』
と一番欲しいものと
『ひたむきさ!純粋さ!一生懸命さ!ああーそんなの忘れちゃった!』
と眩しいものをこのドラマに見るのであります。
あのーチラリと思っただけですからクリエイティブな方々は気になさらないでください。
あと4回。
山越え谷越えで最終回には素晴らしいブラームスが聴けるんでしょう!
何より楽しみです!