贅沢品をそれとは知らずに食べるのが一番贅沢かも・・・

出勤をあきらめた月曜の朝、おそらく買い物も無理だろうと判断し
旦那に「牛乳と豆腐を１丁」買ってくるように頼んだ。
最小限コレだけあったら明日の朝食まではなんとかなるだろう。
旦那はその日いつもより早く帰宅して、コレとコレ・・・と買い物をテーブルの上に置きつつ
「この豆腐は『ちょっとぜいたく国産大豆使用の豆腐』で１７０円したんだよ。」
と誇らしげ。
バカタレーーーーー！！！みそ汁に入れるのにその１丁にも満たない小さな豆腐に１７０円掛けてどうする！！
・・・・・・・・・・とは、頼んだ手前言えない・・・・。
大好きな冷や奴が夕飯に出てくると思って上機嫌の旦那は、
私の目論み通り、入浴後にはすっかりそのぜいたくな存在を忘れていたのである。
次の朝、いつものようにみそ汁を啜る旦那の口から
「おっ、やっぱり国産大豆は違うね！」という言葉はとうとう出てこず、
旦那には２丁で９９円の豆腐が身の程であると分かったのであった。