oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

だから仕事をせい!

一日経って明るい日差しの中に立つと、
「昨日『夢の中へ』をみて何故あんなにグラグラしたんだろうか。」と、ものすごーく不思議に感じ、
今日一日つらつら考えておりました。
一つ無理矢理思い当たるとすれば、以前3ヶ月間ほど入院した時に
寝ては故郷や懐かしい友人の夢を見て、起きると苦しさのあまり朦朧として、
そのうちどちらが現実なのか分からなくなったことがありました。
普段はほとんど忘れてるんですが、その時の感覚が思い出されたのかなあと。(なんじゃそのオチは!)
いや!でもひょっとして自分では無自覚のとんでもないコンプレックスが揺さぶられたのかも。
肝心の内容とはあまり関係なく、監督が意図したモノとは全く違う感想なんでしょうけど、
この映画を観て、ほとんど忘れている感覚を再び強烈に思い出してしまったということは間違いないです。


オダギリ氏はですね、あの〜どう言えばいいか、そこに居ようと(存在しよう)とイッパイイッパイな感じを受けました。
セリフがいっぱいあってガーーーーッと勢いのあるシーンより、
画面の向こうで佇んでたりして静かなほうがどういうワケか饒舌な感じが致しましたねえ。
そういうときは、ことさら私が目で追っているせいかもしれませんが。