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「小次郎つばめ返し」

ロンブー龍VS名高達郎 後編その1(2001.5.30)

予定通り佐倉駅に到着したチームニセブー(オダギリジョーロンブー淳)。
まだ明るい空の下、あの野良着姿でタクシーから降りてきました。
金髪+野良着はそれなりのファッションに見えて・・・・・くるわけないか・・・。
通りのレストランの前でメニューを見てゲットするべき金額の計算をしてますが、
肝心の女性がいない。
隣のそば屋から出てきたエプロン姿の女性が不審者2人組の様子を伺ってます。
その女性がそば屋の娘さんだと分かると
「ギュルルルル〜」とわざとらしくお腹を押さえる淳さん。
すると「食べていきますか?」とお願いもしないうちに早くもジゴロ成功!
(まあ本来ジゴロというのは女性からお願いして貢がせてもらうものだと思うんですが。)
店内でタクシー代を稼ぐために一番高い上天丼を頼むニセブー。
しかも追加メニューでそばなどの大盛りを頼む遠慮の無さ。
ビールまで頂いてこのテーブルいっぱいに広げられている料理を食べきれるのか!?
「お腹空いてるんですねー。」と何も疑わない優しい娘さんに
「ええ何も食べてないんですよ。」と適当に話をあわせる淳さん。
この何気ない一言が菩薩様のような娘さんの慈悲深い心を揺さぶってしまい、
「お腹すいてるみたいなんで・・・。これサービスです。」とにこやかに差し出した物は
おにぎり大2こずつ!!
「あらあらあら・・・・(困惑顔)ありがとうございます。まあホントにねえ〜・・・・。」
とオダギリ氏。放心気味のニセブー。身から出た錆とはこのことですよ。
いや待てよ・・・・。タイミングといい、このおいしい展開と言い、
ひょっとしてこの慈悲深いマリア様は(ちょっと宗教も混乱してます)はテレビ局のまわし者かも・・・・。
その時チーム彫刻顔は一歩リードの千葉手前。
米屋でお米なども貢いもらったり地道に稼いでいます。


窓の外がすっかり暗くなっても、先ほどのそば屋ではまだ料理の半分も食べ切れていないニセブー。
その隣で後ろ向きで料理をガッツく番組スタッフ。
淳さんは食べきれないと判断し店の人の目が向けられていない間に
なんとか料理を消化しようと言う作戦に切り替えました。
オダギリ氏の持ち分はなんと一人で食べきりました。スゲーーー!
料理を平らげるのにあまりにも時間が掛かってしまったため距離を稼ぐべく
「どっちみちここで『倍々ゲーム』しなきゃダメだよ。」と提案する淳さん。
それを聞いたオダギリ氏、「ここはとにかく倍々ゲームですよ!」
まるで自分が思いついたように目をキラキラさせると
「え、言ってんじゃんオレが。」と淳さんにツッコまれてます。
ほらね。やっぱ何気なくオウム返ししてますよ、オダギリ氏。
この『倍々ゲーム』は2人がジャンケンをしてあいこだったら手持ちのお金が倍に増え、
違うと手持ちの料金分後戻りしないといけないというチームワークを問うゲームです。
前回の失敗で相性の悪さが露呈した淳&オダギリチーム。
果たして挽回なるか!?
「何出すか、ちょ、ちょっと考えてみてくださいよ。」
前回の倍々ゲームでの失敗を思い出したかオダギリ氏。
念力かなんかで探り出すつもりですか?
「今の気持ちをジャンケンの3色に、何だ!って考えたらアレしかないだろうー。」
言ってることがよく分かりませんが、全然ヒントになってないと思います。
オダギリ氏はオダギリ氏で「ん〜〜〜2つあるんですよねえ。」って。
淳さんは「アレしかない」言ってるじゃん!
全く会話のかみ合わないコンビに悪い予感・・・・。
立ち上がって気合いの入ったジャンケンポーズ。
まるでアンダースローの投球フォームのように美しいフリをつけて出したのはお互い「グー」。
なんと倍々ゲーム成功です!先ほどのあの会話からヒントを見つけたですか!!?
これで14,000円を手にしたニセブー。
帰りにお土産まで頂き、店の人に丁寧に見送られながら店を後にしました。
外はすっかり夜。次の目的地市川を目指して出発です。