oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

哀愁のチョコレート

通勤時の20分間、CDを大音量にして対向車のドライバーの目を見ないようにしてシャウトしながら、
チョコレートを一つ口に入れるのが日課だ。
普段脂肪はとれないので、往復の通勤で計2個のチョコレートを楽しみにしている。
今日も一日妙に疲れたなあと独り言をいいつつ、交差点の信号待ちをしている間に
ダッシュボードのダーツを手に取り傾けた。
が、なかなか手の平に落ちてこない。
片手運転でハンドルを回しながら箱の中に指を突っ込んで引き抜くと
ワタクシの指先には茶色の液体がべったりと付いていた。
恐る恐る箱を押してみると全く手応えがない・・・・・。
昨日買ったばかりのダーツはこの暑さで見事にチョコレートドリンクと化していたのだった。
車中に広がった甘い香りをかぎながら、
人差し指と親指を立てたまま家まで運転する羽目になったのである。