oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

本人のいないところで誉めてみる

「この間はお疲れさん」
と、電話をしてきたのは先日の同窓会で幹事を務めた彼だった。
店の料理の味や値段などの感想をリサーチしているらしい。
彼は3年ぐらい前から幹事役を全て引き受けているが、
正直ここまで役向きとは思わなかった。
中学時代の彼は痩せてて背も低く、短気で勉強もあまり出来ず
決して目立つ方ではなかった。
会の始まりの時間になってもなかなか集まらない同級生達に
「約束の時間の15分くらい前には来ているものだ!」と一喝。
私たちはいつの間にかいいかげんな大人になっていたのかも。
その後も一人でポツンといる同級生のところへ行って話を盛り上げたり、
料理やお酒の追加を手抜かり無くこなし、店の親父にもさりげなく気を使う。
陰でうごく、うごく、うごく。イキイキとして楽しそうだ。
本当にいい男になったなぁ。
クラスであんたが一番の成長株だった。