oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

ビギナー最終回『検証!私たちはここにいた』(2003.12.15)

言っちゃいますとね、当時なんか子供っぽいドラマだなーとか思ってない事もなかったんですよ。(遠回しすぎ)
やっぱり年を重ねてくると顔の皮膚と同じく心にも角質が溜まって、
「オレ達ナマカですから。」みたいなのが、素直に心に浸透してこないんですね。
「みんなで検証しましょう!」と就活などで忙しいみんなをわざわざ呼びだしたり、
みんなが渋ると「じゃあいいです!」とキレて教室を飛び出すKYな楓ちゃんに
ちょっとむかついたりすることもありましたが、
こうやって好きな時間にのんびり見直してみると、うん、なかなか面白くて良いドラマでした。
エンディングでいろいろなシーンと共にカーペンターズのTop of the Worldがかかると、
今度こそジーンと沁みてきました。(遅っ)


今回の課題はなんと不当表示。時分的にナイスなお題です。
『天然うなぎだと思って買ったら養殖だった。』
『たらこのおにぎりを買ったら、シシャモの卵が混じった不純なたらこだった。』
ドキーーーーー!としたというか、笑えたというか。
しかしですね、卸元は卸したスーパーや小売りには詐欺罪が認められるけど、
それを購入した消費者には認められないそうですよ!
ドラマの中でも言ってましたが、スーパーや小売りはその表示が本物であれ偽物であれ、
儲けを上乗せして消費者に売るわけですからあまり痛みが無い。
むしろお金を出して買っている消費者が被害者なんですけどねえ。
だから今世間を騒がせている不当表示事件も、
法的には私たち消費者が「騙された!」と相手を責めることが出来ないようです。


このドラマで羽佐間君(=オダギリ氏)のカワユサを再認識したわけですけど、
「桐原さんはオレのことキライなんだ!」
なんだそりゃーーー!!!子供がお母さんにダダこねてるのかー!!
「やっぱりオレのこと好きなんですね!」
あーもうなんでもいいよ!何でも許す!(←守パパの気持ちが今わかった!)
オダギリ氏にはいろんな層の人に愛される“可愛げ”があるような気がします。
未熟で不完全なところも含めて人間の愛らしさが役に滲み出てしまうというか。
いやーやっぱりオダギリ氏には時々でいいから、こんな気楽なドラマにも出て欲しいなあ。
愛されることを恐れるな!!(ご、ごめんなさい思わず・・・)
今気付いたんですけど、放送日が4年前のほぼ同じ日なんですねえ。
「5年後、この指紋が残っていれば私たちがここにいたという証になります!」
と楓ちゃんが言ってたけど、来年の12月15日にその後のアホヤンズをやったら面白いだろうな。
(絶対やらないだろうけど)
「来年のクリスマス、東京に雪が降ったらやります。byテツシ」とか。(←ドラマが違うか・・・)
落書きは後日アップします。