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「小次郎つばめ返し」

[感想]所・さんまオシャベリの殿堂 その5

[女性に優しいフリをする男が嫌い]
いかにもオダギリ氏らしいお題にどんな毒が撒かれるのか戦々恐々の私。
「例えばですよ、あのーオレの友達で大っ嫌いな奴がいるんですけど・・・・」
出た!早速!
「それ友達?友達??大っ嫌いなのに友達?」
所さんのするどいツッコミをええと軽くかわし、
「道を歩いているじゃないですか。車通る側に女の子が歩いていると、こうちょっと入れ替えたりする。
 これ見てるともう腹立って仕方ないんです!!」
この『大っ嫌いな友達』というのが何故か私の頭で=ヤマダ君で変換されています。
返って仲の良さを感じるんですけど。
ほんでもってモー娘大好きヤマダ君(※2001年調べ)ならあり得そうですもん。
「まあー一応女性に対しては車の近い所を避けるのが男の礼儀みたいな所があるのやろ。」
「いや、そんななんかもう見せびらかすように・・。女だってバカじゃないんだからぶつからないよ、そんなの。」
オダギリ氏の言葉に客席から拍手がおこってます。
「スッとやったげたら優しいじゃないの。」
女性についてもさんまさんとは見解が違うようで。
「ニセモノっぽいじゃないですか、そんなの。」
実に嫌そうな顔のオダギリ氏。
「第一さー、並んで歩くなつーんだよ!!道狭いんだから!縦、縦!!」
突然立ち上がって叫ぶ所さんの怒りはちょっとオダギリ氏と方向が違うようです。
「あんたには分からないのデートの楽しさとか!!同じポケットに2つの手が入ったことないねやろ、君らデートとか!」
うっ・・・・・・・ない・・・・・・。
『女の子』の話になると俄然力の入るさんまさん。
「あんたらには分からないんだ!!死んでしまえそんな奴は!ホントに!」
力入りすぎ、入りすぎ、さんまさん。
『女心に疎そうな所&オダギリジョー』VS『女を楽しませることに命を懸けるさんま』の対決構図になってきました。
「楽しいの!2人横にいると!なんでデートやのに1列で歩かなきゃいけないの。」
「だってそれが一番安全だもんね。」
さんまさんは「楽しい」から横並びで歩きたいんですよ。「安全」うんぬんじゃなくて。
「公園でさんざん手を繋いでりゃいいじゃん。」
「違うの!歩きながら『怒ってる?ねえ怒ってる?』って・・・」やるのがいいのね。
さんまさんの頭の中では具体的なシチュエーションがあるようです。
「公園でグルグル歩きゃいいじゃん!競技場で!ねぇ?」
「なんで恋愛を競技場でやらなきゃいけないのよ!!」
とうとう立ち上がった司会者2人の芝居を見つつ、大笑いのオダギリ氏。


「そういうもんや恋人同士って!きみらデートしたことなかいあら分からへんのよ!」
「いや、簡単な優しさは振る舞うなってことですよ。」
「そう!!」
笑いながら芝居を観劇していたオダギリ氏が我が意を得たりと同意。
「そう、そういうことですよ!!見せびらかす優しさがイヤなんです。」
「言わんとすることは分かる。わざとらしくハンカチを出す人とかやろ?
 座るときにパッパッと(ゴミを払うマネ)こうしてあげる人とか・・・。」
さんまさんが最後まで言い終わらないうちに
「うっっわーー!これヤバイですねえ!」
指さして全身全霊で拒否のオダギリ氏。
「がんばんなくていいんですよ、優しさなんて。」
うーーん。ま、そうかなあ・・・。
けど、どっかのインタビューで夏バテのときも「ムリに(夏バテしないように)がんばんなくていい」
って言ってませんでした?弱ったときは弱ったときのままでいいって。
「自然に出る優しさが見えればいいじゃないですか。」
いや、全然見えないときもあるんですけど・・・・・。
「それ!なのに今の世の中の女性は『好きって言って』っていうのがイヤなの、オレも。」
おーーーい!さんまさん!いつの間にか歩み寄ってますよ!
「好きって言われなくても分かるだろ?ほら、今神様が毛布を掛けてくれたよっていう・・・。」
ロマンチスト極まれりのさんまさんに
「そっちの方が分かんないよ!!それよりも好きって言われた方が分かるじゃん!!」
リアリストの所さん。
「『好きって言って』『好き』『やっぱり好きかぁ』っていう会話が照れるじゃない。でしょ?」
と話を振られ「いやもうあり得ないですね。」とオダギリ氏。
「今のはすっごい分かりますよー。余計なことは聞くなと。分かるだろうと。」
マジ顔で言うオダギリ氏に
「例えば?」
さんま御殿ノリの質問に思わずヤベッ!!顔で肩をすくめて身震いするオダギリ氏。
さんまさんの『恐い目』を思い出したようです。
してやったりのさんまさんは大笑い。
女性話では豊富な知識と経験のある司会お二人にすっかり主導を握られた形で終了しました。
もうちょっとなんですけど、長いのでつづく!