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「小次郎つばめ返し」

大河ドラマ 八重の桜 第2回 『やむにやまれぬ心』

「それでも鉄砲をやらねばならない理由が八重にはあるの?」と問われても、
そりゃ八重には答えられないでしょう。
自分のことと照らし合わせてみるに、
オダギリジョーはアンタのことを知らないんだよ。
 家事を後回しにしてまでテレビをチェックするのは一家の主婦のすることではねえ。
 いくら応援しても褒められることも喜んで貰えることもない。
 それでも逆上せ上がって応援しなければならない理由はあるの?」


理由なんてねえ!


理由がある時は「しなければならない時」であって大抵受け身であります。
何かをやりたいと思う時は、ただただ衝動があるばかりで、理由など無いからであります。
今度から「やむにやまれぬ心で追っかけてるのよ!」と言う事にしよう!
うむ!この言い方は格好いいな!


しかしオダギリチェックというささやかで誰にも迷惑の掛からない(家族と同僚以外)ものと
砲術という命を奪う武器を習う事では、覚悟が全く違うのであります。
八重の父の権八が、銃を構えると言う事は命を奪う行為だと一番最初に伝えたのは、
正しい順であったと思います。
指を引いた瞬間に、相手の命だけでなく相手の家族の嘆き恨みを
全て引き受けて背負って生きていかなければならないということなのでありましょう。


新島七五三太たんは、ちょい垂れ目でかわゆいのぅ。
かわゆいけど、豚のシーンはあんなに長くいるか?とチラリと思いました。
西郷どんのマント、ぶわっさぁ!!で、旦那の箸が止まりました。
八重の俵運びは、ドスンと響き渡る音に反してむちゃ軽げに見えるなあとチラリと思いました。
いや、チラリと思っただけですよ、ええ。