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「小次郎つばめ返し」

熱海の捜査官 第4話

ほら、また「やりっ放し」が増えちゃってますよ。
以前の「やりっ放し」を追求したら、新たな「やりっ放し」が出てきた・・・みたいな。
ポケットを叩いたらビスケットが増えちゃったんですね。(違)
事実が明るみに出る度に、ドンドンと分からなくなる事件です。
むしろ三年間バスを覆い隠していた海中に浮遊する泥土のように、
叩いて出た埃が舞い上がり、真ん中にある事件の真相を覆い隠して見えなくしているようです。


<新 やりっ放し(事件に関連性がありそう)>
○堤防工事の意図
○レゲエの絡み
○学園内ネット宗教と教祖月代美波
○東雲麻衣のテストの点数
○未確認生命体の出現
<驚きの事実>
○星崎と北島の「一回しただけ」
○拾坂署長の華麗なる女性履歴
<割とどうでもよい事実>
○校長と寮長の関係
○旅館の主人の過去


宗教とバス女子高生行方不明事件を関連づけるなら、
二十世紀少年」でいうところの「教祖復活」で、
一度消えた月代美波が三年越しに復活すれば、教祖としての立場が確固たるものになる・・・という事でしょうが、
囮予告に敢えて食いついてみると「敷島先生があなたが教祖だ」とか言ってましたもんねえ。
唯一まともそうだった四十万クンが、これまた例外なく南熱海の変人だったようで、
敷島先生との関係も他人に躊躇なく明かし、
「4人が自分を愛してくれているから、裸になるのは当然。」
という超ユニークな理論を展開しております。
四十万クンの「愛は説明できない」と言いつつ、「愛してくれている」という確信は何なのか?
ひょっとして四十万クンはネット宗教の人身御供で、敷島先生を含む、ほか女生徒信者たちが、
四十万クンを「愛の対象・信心の対象」としていたとか・・・。
う〜〜〜ん、ちょっと無理があるか。


というか、南熱海の住人たちはみんな愛について奔放すぎませんか?
事件と事件だけじゃなく、人間関係も絡み合った「ライン」で繋がれてたりして。