oozy Blog

「小次郎つばめ返し」

他を受け入れつつ自分を見失わない難しさ

w杯、大いに盛り上がったようですねえ。(知らんのか!)
日本列島が阿鼻叫喚の巷と化し一夜明け、昨日は我が家でも職場でも全く話題に上らず。
未開の地のような我が周辺です。
そんな環境に住むワタクシも、今回の日本チームがもともと期待されてなかった事は知っていたので、
さぞかしチームの健闘を称える声に溢れているだろうなと思っていたら、
失敗に対するバッシングスレッドが乱立していてビックリ。
・・・というか違和感。
前向きで愛情のある批判だけじゃなくて、ただの罵倒も多かったからであります。
世界のサッカーファンは熱心なあまり、一部暴徒と化すことが多いと聞きますが、
よくやったなー!と思って掲示板に来てみたら、中指を立てて叫んでいる人がいて、
「あれ?そうか!サッカーファンというのはそうでなくちゃイカンのか!」と乗っかった人もいるんじゃないかと。
そんなところまで世界標準にしなくてもいいんじゃないかなぁと。
いや、批判が悪いというわけではなく。
確かに日本人は判官贔屓な面があり、情がかえって当人のためにならない事もありますが、
そこがマイナス面でもあり、プラス面でもあり、「日本人気質」の個性でもあるんじゃないでしょうか。
今、経済、技術、いろんな面で自信を失っていると言われる日本ではありますが、
個性を無理に失う必要はないと思うのであります。