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「小次郎つばめ返し」

いや、旦那は褒めて伸ばそう

じいちゃんが間違えて手を突っ込んだり、体がぶつかったりで紙が破れ、
無残にも桟がむき出しになっていた障子を、私が目を離した隙に(イカンのかよ!)旦那が張り替えてくれました。
「夜を暖かく包むオレンジの電球色の灯りが上から優しく降り注ぐと、どうしたことでしょう!
 それまで雪原のようにどこまでも白く平らだった障子の表面が、ところどころ不均一に盛り上がり、
 あたかも一陣の風の通り抜けたあとの砂丘のように、美しい波模様を浮かび上がらせたのであります。」
 と言うことで、いっそ破れたままの方が良い状態になっておりました。