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「小次郎つばめ返し」

大河ドラマ 天地人 第6回「いざ、初陣」

※敬称略ですんません
うむ、うーむ。
生死を掛けた瞬間であっても敵を切れない兼続(妻夫木聡)。
そういうものなんだろうか。
そりゃ今、自分がその立場になったら、多分出来ないと思いますが、
戦国の世で、武士の子で、しかも主君の一番身近なところで訓練を受けて来ただろうからなあ・・・。
自分の失敗で味方に怪我を負わせた上に、味方同士で騒動を起こす未熟振り。
でもなんだかみんな兼続に甘いんですよねえ。
主君のライバル景虎(玉山鉄二)にさえ「穏便に計らってもらえるようお館様に頼んだ」とか恩を着せられてるし、
謙信阿部寛)の沙汰も「家に帰って反省しないさい!」ですもーん。
下手をすれば味方の命も危なかったんですから、もうちょっとビシー!!と言っても良かったんじゃないでしょうか。
本当に今回の兼続は、たわけ者でございました。
ほんでもって犬の一件もどうなんだろう??
いくら景勝(北村一輝)が自分の主君景虎のライバル関係にあるといっても、
上杉家の血筋の殿の幼名を犬につけて家臣が呼び捨てにしたり、棒で突いていじめたりって、ちょっと考えられないんですけど。
江戸幕府の管理制度と違って、戦国の世はまだ自由だったんでしょうかねえ。
分かりやすいと言えば分かりやすいんですが、なんだかちょっと緊張感の欠ける初陣でございました。