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「小次郎つばめ返し」

天体観測 第5話「キス」

あれー?やっぱりこのドラマ、面白いなぁ。←なぜ疑問?
私が年を取ったのか?それとも若くなったのか?(言わずもがな)
放送当時、スルーしていた言葉が私の心に刺さる刺さる。
取りあえず芸能界のイケメン次世代俳優達と美女女優をザーっと集めて、
愛と友情と人生論をオシャレにやっとけー!と作られたドラマみたいな印象を受けてたんですが、
あれは伊藤英明だ、坂口憲二だ、オダギリジョーだ、小雪だと意識せずに見ると、
それぞれのキャラに感情移入が出来ますねえ。


特に一日の仕事率が高いこのごろ、恭一の仕事への関わり方が大変興味深いです。
仕事に限らず、日常の生活の中でも「人の役に立つ」と言う事は、大きな喜びとやりがいを感じますねえ。
若い頃は年寄りが誰に頼まれた訳でも、誰に誉められる訳でもないのに、
ボランティアで草むしりや道路の清掃をしているのを見ると、
何故得にならない事を一生懸命やっているのか分かりませんでしたが、今は分かるような気がします。
仕事の報酬はもちろん嬉しいけど、それにも増して「役に立った」という充足感が次の仕事への情熱と原動力になるのかも。
むーん青いか私。


しかしタケシのスーツ姿はピカイチですねえ!
細身だけど肩や腰の張った、いわゆるグラマラスダイナマイトボディにピタリとフィットしたジャケット、
豊かな髪をふわりと後ろへ流した横顔に、時々憂いが走る目、清潔さと色気の同居。
これもぜひ雑誌「ザ・スーツ」に取り上げて欲しかったです。
「よくいるんだよね、アナタみたいなフラフラしたタイプ。」って人事の人!
何処におるんじゃーーーおらー!!(落ち着け)
松原が仕事をせずに一日中車でストーカーしたくなる気持ちも分かります。
それが何故「まっとうな仕事」と言いつつ、本採用で初めての出社の日に、
髪を撫で付けて怪しさ倍増でやってくるのか?
んでまた、松原は螺旋階段を降りて来て手を差し伸べたりして、
どこからどう見ても「まっとう」じゃありません。
今後雲行きが怪しくなリ、翳って来る夜空の北斗七星。
ちょっと気が重いけど、放送当時とどんな風に感じ方が変わったのか楽しみです。