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「小次郎つばめ返し」

ただただご冥福をお祈りします

数十年振りに会った同級生は、お棺の中で物体となっていました。
そこに彼を感じる事はできませんでした。
初夏の風のように爽やかで、澄んだ清流のように一点の濁りも曇りもなかった彼は、
常に“正しい人”でした。
本人が望む望まないに関わらず、責任のあるポジションに居た彼は、
どんな事もどんな時も、いつも正しい選択をして、誰からも絶大な信頼を寄せられていました。
そんな彼が、人生の最後に決して正しく無い選択をしたのです。